こんにちは、ひびのです。
- ブログのキーワード選定って?
- キーワード選定は何でやらなきゃいけないの?
- キーワード選定のやり方を知りたい
こういう疑問を解決できる記事を用意しました。
ブログのキーワード選定の重要性とキーワード選定をする時のポイント、やり方については画像付きで解説しています。
ブログ運営においてキーワード選定は命です。
キーワード選定を理解しないまま記事を書きまくっても、時間を無駄にするだけなので、理解できるまで初めにしっかりと勉強した方が良いと思います。

それではいきましょう!
キーワード選定の重要性


キーワードって何?
ブログをやっていると、必ず「キーワード」という言葉を目にします。
何やらとても重要なことであるのは分かるんですけど、イマイチ意味が分からないと思います。
僕は、ブログを始めて10ヶ月ぐらいまでキーワードの意味がよく分かっていませんでした。
キーワードとは、読者が悩みを解決するために検索する時の、「検索ワード」のことです。
例えば、大阪で美味しいラーメン屋さんが知りたい時に、「大阪 おすすめ ラーメン」という感じで検索しますよね?
これがキーワードです。
なぜ重要なのか?
キーワードについて理解した上で、じゃあ何がそんなに重要なのか?
それは、キーワード選定をしないで書いた記事は検索結果の上位に表示されず、まったく読まれないからです。
いくら頑張って記事を書いても、読まれなければ何の意味もありません。
キーワード選定をしていないと、
- どんな悩みに対して書いているのか分からない
- 検索ニーズがあるのか分からない
- 競合サイトが強いのか弱いのか分からない
こんな状態で書いているので、これでは上位には表示されません。
そもそも、キーワード選定をしていない記事は、検索エンジンからしてみれば、何について書かれた記事なのか分からないわけですよ。
どんな悩みに対して書いているのか分からない
読者の悩みに対して、ピンポイントで解決策を提示することがブログの役割です。
つまり、悩みの解決=記事を書く目的。
ですので、キーワード選定をしていないということは、どんな悩みに対して書いているのか分かっておらず、目的地が分からないまま走っているのと同じことです。
ただ自分が書きたいことを書いているだけになってしまっていて、まったく本質を理解していないということになります。
検索ニーズがあるのか分からない
「検索ニーズがあることについて書く」これが記事を書く上で大大大前提です。
「大阪 おすすめ ラーメン」というキーワードで、大阪の美味しいラーメン屋を紹介する記事を書いても、実際そのキーワードで検索する人がいなかったら、何の意味もありません。
ですので、キーワード選定をする時に、そのキーワードに対してどのくらいの検索ボリュームがあるのかを調べる必要があります。
競合サイトが強いのか弱いのか分からない
無数にあるWebサイトの中で、基本的に個人が書いているブログは弱者です。
しかも初心者が書くブログなんて雑魚中の雑魚です。
そんな雑魚が大手企業サイトと戦っても勝てる見込みはゼロなので、雑魚なりの戦い方をする必要があります。
そのためにキーワード選定をしなければなりません。
キーワード選定をする時のポイント
- 1記事1キーワードの原則
- 読者がどのタイミングで悩んでいるか
- 検索ボリュームがどのくらいか
- 競合サイトのチェック
1記事1キーワードの原則
まず、原則として1つの記事に対して1つのキーワードで記事を書きます。
記事に複数のキーワードを盛り込んでしまうと、読者の悩みに対して関係のないことまで書くことになり、満足度が下がります。
読者が求めているのは、自分の悩みに対してピンポイントで解決してくれる記事です。
ですので、欲張らずに、1つの記事で1つの悩みを解決していくことを意識しましょう。
逆に、1つのキーワードで複数の記事を書くこともNGです。
例えば、
- 大阪 おすすめ ラーメン店 その1
- 大阪 おすすめ ラーメン店 その2
- 大阪 おすすめ ラーメン店 その3
こんな感じで書いてしまうと、重複コンテンツと見なされてしまい、SEOに悪影響を及ぼします。


読者がどの段階で悩んでいるか
ここはキーワード選定をする上で結構重要なポイントなんですけど、読者が悩んでいる段階を理解してキーワードを選定します。
読者が悩んでいる段階によって、狙うキーワードがまったく変わってくるからです。
例えば「WordPress」という商品を売りたい場合で考えてみた時、以下のような段階で読者が悩んでいることが想定できます。
- 生活が苦しくて悩んでいる
- どんな副業をすればいいのか悩んでいる
- ブログの始め方が分からなくて悩んでいる
- WordPressか無料ブログかで悩んでいる
- レンタルサーバーをどれにするかで悩んでいる
- WordPressテーマをどれにするかで悩んでいる
何をすればいいのかまったく分からない状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- 収入 増やす 方法
- 収入 増やす 転職
などになります。
収入を上げるために副業をすることは決めているけれど、どの副業をやるかまでは決まっていない状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- 副業 ブログ おすすめ
- 副業 ブログ メリット
などになります。
副業でブログをやることを決まっているけれど、やり方が分からない状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- ブログ 始め方
- ブログ 稼ぐ方法
などになります。
ブログの始め方は分かっているけれど、どちらで始めればいいのか悩んでいる状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- WordPress 無料ブログ どっち
- WordPress 無料ブログ メリット デメリット
などになります。
WordPressを始めることは決めているけど、どのレンタルサーバーを使うか迷っている状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- WordPress レンタルサーバー おすすめ
- WordPress レンタルサーバー 比較
などになります。
すでにWordPressを始めていて、テーマ選びで悩んでいる状態
そういう人に向けて書く記事の場合、狙うキーワードとしては、
- WordPress おすすめ テーマ
- WordPress 有料テーマ 比較
などになります。
重要なポイントは、「読者の悩んでいる段階と購買意欲」です。
上記の例で言うと、
- ⑥WordPressテーマをどれにするかで悩んでいる人
この人は、すでに WordPressを始めてしまっていますよね?
すでに WordPressを始めてしまっている人に対して記事を書いても、「 WordPress」という商品は売れません。
ですので、商品を売りたいのならば、読者がその商品を購入する前の悩みに対して、記事を書かなければならないわけです。
今思えば当たり前のことなんですけど、僕はまったくここを理解していませんでした。
商品購入前であっても①〜⑤の5段階に分かれています。
その中で、もっとも読者の購買意欲が高まっているのは⑤の段階です。もうすでにWordPressを始めることを決めていて、あとはレンタルサーバーを選ぶだけだからです。
読者が悩んでいる段階に合わせて適切なキーワードを選定し、記事を書いていきましょう。
検索ボリュームがどのくらいか
上記の例のように、読者が商品を購入する直前の悩みに対して記事を書けば、確かに商品は売れやすいです。
しかし、そういう売れやすいキーワードは検索ボリュームが膨大で競合が強いので、上位表示が難しくなります。
結局上位表示されなければアクセスは増えないので、商品は売れません。
ですので、キーワード選定をする際に、選んだキーワードの検索ボリュームがどのくらいなのかを調べる必要があるわけです。
目安としては、検索ボリュームが100〜1000ぐらいのキーワードならば、競合が弱く上位表示される可能性が高まります。
競合サイトのチェック
最後に、実際に選んだキーワードで検索してみて、上位表示されている競合サイトをチェックします。
チェックするポイントしては次の2点です。
- 企業サイトか個人ブログか
- ヤフー知恵袋の記事があるかないか
企業サイトはドメインパワーが強いので、できるだけ避けた方が良いですね。
相手にするなら個人ブログです。
また、ヤフー知恵袋の記事が上位表示されているキーワードは上位表示されやすいです。
実際僕のブログで1位を取っている記事は、すべて上位にヤフー知恵袋の記事があります。
これは、キーワードに対して適切な答えとなる記事がないためだと思います。
ですので、企業が狙うような王道のキーワードよりは、上位表示されやすいニッチなキーワードを狙って記事を書いていくのがおすすめです。
キーワード選定の手順
- メインとなるキーワードを決める
- ラッコキーワードで関連キーワードを抽出する
- キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
①メインとなるキーワードを決める
まずは、メインとなるキーワードを決めます。こればかりは自分で決めなければなりません。
ここでは、「仕事」というキーワードでやってみます。
②ラッコキーワードで関連キーワードを抽出する
次に、ラッコキーワードというツールを使って関連キーワードを抽出します。
- 検索窓にキーワードを入力して検索します。


2. 「全キーワードコピー」をクリックします。


③キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる
1. キーワードプランナーを開いて、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリックします。


2. 抽出したキーワードを貼り付けます。


3. 「月間平均検索ボリューム」をクリックして並べ替えます。


あとは検索ボリュームが100〜1000のキーワードを選んで、実際に検索してみる。
検索結果の1ページ目に表示されている競合サイトをチェックして、相手が弱そうだったら記事を書く。
これでキーワード選定は終わりです。
やり方は簡単なんですけど、どのキーワードを選んで書いていけばいいのかが難しいところだと思います。
ブログ運営においてキーワード選定は命
今回は、ブログのキーワード選定の重要性と手順について解説しました。
冒頭でも話したように、ブログ運営においてキーワード選定は命です。
キーワード選定を理解せずに記事を書きまくっても、時間を無駄にするだけで意味はありません。
ですので、できるだけ早くキーワード選定について理解しておくべきです。
逆に言えば、最初にキーワード選定さえしておけば、後でいくらでも追記できるので内容はどうにでもなるわけです。
こちらの記事では、ブログに最適な画像サイズと圧縮方法について解説しているので、読んでみてください。
というわけで以上です!

