こんにちは、ひびのです。
- 最近疲れが取れない
- なんかよく分からないけどだるい
- やる気が起きない
こういう風に感じている方いると思います。
それはもしかしたら運動不足が原因かもしれません。
運動が大事と分かっていても習慣にできないのは、運動の効果がちゃんと分かっていないからです。
今回は、「運動によって身体に何が起きるのか?」ということを紹介します。
参考にした本はこちら。
運動不足により身体の不調が起こる理由

理由:私たちの脳は日常的に運動するように設計されているから
どういうことかと言うと、250年前に産業革命が起きるまでの長い間、人類はずっと狩猟採集を行ってきました。
住処や食料を探すために常に動いていたわけです。動くことでドーパミンが分泌され、また動いては食料を探す。
動くことで好循環になるように設計されているのです。
しかし現代の私たちの暮らしはどうでしょうか?
家を出なくても仕事ができ、買い物ができ、食べ物が届きます。
まったく動かずにスマホ1つであらゆることを調べることができます。
圧倒的に運動することが少なくなりました。
運動しないとドーパミンは分泌されず、脳にとって異常な状態に陥るわけです。
その結果、さまざまな心身の不調が生じることになります。
運動の効果4選
運動をすると次のような効果が身体に起こります。
- ドーパミンが分泌される
- ATP(アデノシン三リン酸)を作る能力が上がる
- BDNF(脳由来栄養因子)が作られる
- ストレスによるコルチゾールの分泌が減る
運動の効果①:ドーパミンが分泌される
ドーパミンとは?
→ 活力や集中力、記憶力や快楽に関わり運動により生成される脳内物質
定期的に運動によりドーパミンの分泌量が増えていきます。これにより活力が湧いて元気になるのです。
運動の効果②:ATP(アデノシン三リン酸)を作る能力が上がる
ATP(アデノシン三リン酸)はエネルギーの元となる物質で、筋肉を動かすために必ず必要なものです。
そのATPを作るのがミトコンドリアです。
そしてミトコンドリアの機能を高める方法が運動になるわけです。
運動の効果③:BDNF(脳由来栄養因子)が作られる
BDNF(脳由来栄養因子)は大脳皮質や海馬で合成されるタンパク質で、
- 脳細胞の生成
- 学習や記憶の力を高める
- 老化を遅らせる
- 鬱の症状を取り除く
このような機能があります。
BDNFは錠剤や注射では増やすことができず、運動によって生成するしかありません。
運動の効果④:コルチゾールが分泌される
コルチゾールはストレスを感じた時に分泌されるホルモンで、運動によっても分泌されます。
運動によってコルチゾールが定期的に分泌されていると、運動以外でストレスを感じた時にコルチゾールの分泌が減ります。
こういう理由で、運動をするとストレスに強くなるわけです。
運動する時のポイント
- 心拍数を上げる
- 負荷は小さくして継続する
心拍数を上げることで、「脳に溜まった老廃物」を押し流すことができます。
ランニングまではいかなくとも、早歩きぐらいで十分です。
ゆっくり歩くだけでも効果は得られますが、少し早めに歩くことを意識してみてください。
そして、運動する上で1番大切なことは継続することです。
長期的に行うことで新しい血管が作られ、効率よく疲労物質が取れるからです。
ですので、いきなり毎日ランニングするのではなく、週末に散歩することぐらいから始めましょう。
30~45分ぐらいの運動を週に2.3回が目安です。
この本はKindle Unlimitedで読み放題です。

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