こんにちは、ひびのです。

やりたいことが見つからなくて、人生が楽しくないなぁ。このままでいいのだろうか・・・
そんな思いで毎日を過ごしていませんか?
人生が楽しくないのは、やりたいことをやっていないからです。やりたいことをやれていないのは、自分の才能に気付いていないからです。
私は自分の才能=自分の可能性だと思っています。
何もない私たちができるたった1つのことは、自分の可能性を根拠なく信じ抜くことです。
そして、自分の才能を見つける方法がこの本には書かれています。
なぜ才能が見つからないのか
まず大前提として、才能は誰にでもあります。
ただ気付いていないだけです。あるのに、その存在に気付いていないのです。
私は現在35歳です。
29歳まで家業の手伝いをし、大阪にでてきて工場の仕事を転々としてきました。
やりがいのない仕事、つまらない毎日、将来に対する絶望。
なぜこんな人生になってしまったのか、
それは、「やりたいことをやっていないから」これに尽きると思うんですよね。
私はずっと、「やりたいことをやって生きている人は、生まれ持って特別な才能を持った人だ。だから自分には無理だ」そう思っていました。
しかし、本当にそうなんでしょうか?自分の才能に気付いた時、人生は変わっていきます。
才能を使わなくても生きていける
私が思う才能に気付かない最大の理由はこれです。
裕福な家庭に生まれ育たなくても、当たり前に学校に通い、就職し、お金を稼いで生きていける。
特別な才能がなくたって、平均的な暮らしができます。つまりそもそも気付く必要がないんですよね。
この良くも悪くも安定した社会が、才能に気付きにくくするのです。
ただ、「今の人生に満足していますか?」そう問われてYESと答える人は、果たしてどれくらいいるのでしょうか。
YESと答えることができなかった人は、自分の人生を後悔しないためにも、才能に気付き、やりたいことを見つけるべきです。
才能は感情の世界にある
才能に気付くことなく、なんとなく生きてきた私たちには、常にモヤモヤがつきまといます。
そして、人生を変えるべく自分の中に特別な人間になれる才能を探そうとしてみても、なかなか見つかりません。
私も頭の中で何度も何度も考えましたが、
- 見つからないので行動ができない
- 行動できないのでまた考える
これの繰り返しです。
なぜ見つからないのか、この本の中で納得させられる答えがあります。
それは、「才能は感情の世界に存在するから」という答えです。
才能は私たちの感情の奥深くに眠っているため、いくら頭で考えても見つからないのです。



とても考えさせられますね〜
才能をつぶす3つの言葉
これまでの人生で、このようなことを言われたことはありませんか?
- 世間では通用しない
- 経済的に成り立たない
- おまえにはどうせ無理
何かを変えたいと思い行動しようとした時に、親・上司・先生・友人からこういう言葉を言われたことがありませんか?
私はあります。自分の親から、「〇〇には無理。」そう言われた時は本当にショックでした。
変化する時は、感情が動く時です。
後で書きますが、感情を動かすことが才能を見つけるために大事なことになってきます。
才能に対して誤解をしている
才能を見つけることができない理由の1つとしてこの本の中で、才能に対して誤解している7つのことが挙げられています。
- 才能は天才のみに与えられる
- 才能は職業である
- お金に換えられないものは才能ではない
- 才能は遺伝する
- 才能は飽きっぽい性格の人には見つからない
- 才能は若いうちしか開発できない
- 才能はある日突然天啓のように降ってくる
なんとなくこのように思っていたい人もいると思います。
才能を見つけるためには、これらの固定概念を取り除かなければなりません。
どうやったら才能が見つかるのか
才能を見つけるキーワードは、「感情」です。
感情の奥底に眠っている才能を目覚めさせねばなりません。
しかし、感情といってもさまざまな感情がありますよね。
数ある感情の中で、才能を見つけるのに必要なのが、「ネガティブな感情」です。
ネガティブな感情の奥に才能は隠れている
- 好きなこと
- ワクワクすること
- 子供の時に得意だったこと
ポジティブな感情からアプローチする方法はよくあるそうです。
これらが才能の原石であることは間違いないと思います。ただし、この方法ではうまくいかないと私は分かります。
なぜなら、本当に絶望している人は、そもそもポジティブな感情が湧かないからです。
私も長い間人生に絶望していました。
- なんのために生まれてきたのか
- このまま人生終わるのか
- どうやったら楽に○ねるんだろう
こんなことばかり考えていました。
こんな心理状態では、ポジティブな言葉は届きません。
むしろ、「とことんネガティブな感情と向き合った時に、才能を見つけることができる。」そう著者は書いています。
この記事を読んでいる方はピンとこないかもしれませんが、私は分かります。
マイナスがプラスに変わる時に才能は現れる
この本のなかで著者は、萩本欽一さんの面白い言葉を紹介しています。
「ダメなときほど運はたまる」という言葉です。



なんて素敵な言葉なんでしょうね。
さまざまなことを経験したからこそでる言葉ですよね。
悩み苦しみ人生に絶望している時こそ。そのマイナスがプラスに変わる時、大きな変化となります。
本の中で、とても印象深い文章があったので紹介します。
絶望や苦しみは、その光に向かって一気に進む直前の兆候なのです。
それと同時に、自分の傲慢な部分や一発当ててやろうという我欲など、自分のあらゆる闇の側面が全部表面化してきます。
才能は、こうした自分の感情の地殻変動が起きたときに現れてくれるのです。
人生の分かれ道にさしかかったときは、恐れや疑いのある道こそが、あなたが進むべき道といえます。
(「自分の才能の見つけ方」より引用)
これを読むと、「人生に絶望しなければ才能は見つからないのか」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
あくまで見つけ方の1つの例で、私が当てはまった方法です。
ここでは紹介しきれないくらいあるので、是非読んでみてください。
暗闇の中にこそ光が見える


今回は、「才能」をテーマに書いてみました。
こういう精神的なことが絡んでくると、書くのが難しいですね。正直、ペンが進まなかったです。笑
自分の経験から言えることは、「必死に暗闇から抜け出そうとした時に、自分の中に元々あったものの重要性に気付く。」
そういうイメージなんですよね。
私の場合は文章を書くことと、共感能力でした。
ちょうどこの記事を書いた日に仕事を辞めました。これからどんなことが起こるのかまったく分かりません。
どうなるにせよ、ワクワクするような毎日にしたいですね。


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