バーテンダー・金子道人さんを紹介『負け続けても挑戦した男』

こんにちは、ひびのです。
今回はNHKの逆転人生より、バーテンダーの金子道人さんを紹介します。

10年以上負け続けたバーテンダーが栄光を掴むまでの物語です。詳しく紹介していきます。

目次

バーテンダー・金子道人さんの人生

金子さんは自然豊かな奈良で生まれました。
両親は芸術家で、家にはいつも芸術家を夢見る若者が集まっていたそうです。

かなり特殊な環境ですが、この環境が金子さんの創造性の原点だと思います。
しかし金子さんは、得意なことも自信が持てることもなかったそうです。

何となく美術高校を受けるものの落ちてしまい、料理の職業高校に進んだ金子さんでしたが、調理師になる気にもなれなかったと言います。


金子さんは高校卒業後、アルバイトで生計を立てていました。特にやりたいことも目標もなく、ただ何となく過ごす毎日。

「何となく人生って生きていくんだろう。どうあがいても自分には次の劇的なカードがなかった。」


その時のことを金子さんはこういう風に語っていました。

ひびの

10代の頃なんてそんなもんですよね。

人生を変えた1杯のカクテル

ある日金子さんは、同僚に誘われて和歌山のとあるバーに行きました。そこで飲んだ1杯のカクテルに衝撃を受けます。

自分も同じカクテルを作っていたはずなのに、まったく味が違ったのです。

この1杯のカクテルとの出会いが、金子さんのその後の人生を決めました。

バーテンダーとしての挑戦

金子さんは、和歌山のお店でバーテンダーをしていた平野さんに、「カクテルの作り方を教えてほしい。」と頼み込みました。

平野さんは快諾してくれ、金子さんに色々なことを教えました。

ひびの

違うお店なのに寛大ですよね。


平野さんの元で学んでいた金子さんは、バーテンダーとしての技能を競い合うコンペティションに出場することを決めました。

何もなかった自分に、初めて人前で披露するものができたことに喜びを感じていたのです。
しかし、結果は予想もしないものでした。

金子さんは極度の緊張に襲われ失敗を繰り返し、勝ち負けどころではありませんでした。

その後も緊張は消えることはなく、金子さんは負け続けたのです。

緊張によって失敗し、失敗することで動揺して、さらに失敗を重ねる悪循環に陥っていました。

支えてくれた友の存在

なかなか思うような成績を残せないなかで、金子さんの背中を押してくれた人がいました。

それが高校の同級生の石谷さんです。
夢中になれるものが見つからなかった2人は、いつも一緒でした。

先にバーテンダーという道を見つけた金子さんを、石谷さんは応援してくれていました。
石谷さんの明るさに、金子さんは救われていたといいます。

しかし24歳の時、思いがけないことが起きました。石谷さんが病気になって入院してしまったのです。

石谷さんは病気と戦いながらも、大会になるといつも駆けつけて応援してくれました。
何とか想いに応えたい金子さんでしたが、緊張の壁は打ち破れず結果が残せませんでした。

次第に石谷さんの病状は悪化していき、26歳の若さでこの世を去ってしまったのです。

金子さんは大きな喪失感に打ちのめされました。

世界の頂点を目指して

12年もの間負け続けた金子さんは、バーテンダーとして行き詰まりを感じていました。

人生を諦めかけていた32歳の時に、1通のあるコンペティションからの案内状が届きます。
それが、総勢2万人が参加するバーテンダーの世界大会だったのです。

金子さんは人に認められる最後のチャンスだと思い、チャレンジすることを決めました。

金子さんは、故郷奈良の桜と芸術家の両親の元で育った自分を表現したオリジナルのカクテルで、見事日本大会の予選を突破しました。

ひびの

私は初めてカクテルの奥深さを知りました。


小さな花束という意味の「タイニーブーケ」というカクテルは、もはや芸術でした。
そして金子さんは日本代表を賭けた戦いに臨みました。

しかし待ち受けていたのは残酷な結果でした。

材料を入れ間違えた金子さんは頭が真っ白になり、ミスを繰り返しパニックになってしまったのです。


大事な場面でまたしても緊張の壁に阻まれた金子さんは、敗退しました。

2度目の挑戦から栄光へ

失敗と敗北を繰り返し、普通の人ならトラウマになって諦めていると思います。
しかし金子さんは諦めず、翌年も挑戦しました。

金子さんはあらゆる失敗を想定し、失敗することを前提にその対策を徹底的に練習したのです。
そして見事に2015年の日本大会で優勝し、南アフリカで行われた世界大会への出場を果たしました。

世界大会は各国の予選を勝ち抜いた54人のバーテンダーが参加し、世界No. 1を決める戦いです。

  • 即興性
  • 創造性
  • 技術力
  • パフォーマンス


これらすべてが伴っていないと優勝はできません。
金子さんが初めに挑んだのは、10分間で10杯のカクテルを作るスピードチャレンジです。

しかもただカクテルを作るのではなく、審査員にプレゼンテーションをしながら作らなければならないのです。


ちなみに日本大会では8分間で6杯でしたので、さらに難易度が上がっています。

ひびの

金子さんは緊張に打ち勝つことができたのでしょうか。


金子さんは、最初の2分間はまったく記憶がなかったそうです。

しかしふと気が付いた時に、金子さんはちゃんと正しい材料を正しいシェイカーに入れていたのです。

緊張しながらも無意識に正しくスピーディーに動けていたことに気付いた時、心の中に余裕と自信が生まれました。


そしてなんとアドリブで2杯を追加して、12杯のカクテルを作ることに成功したのです。
金子さんは見事上位6名に入り、予選を突破しました。

決勝戦は、24時間以内に自分らしさを表現したバーを作り上げるというものでした。

金子さんが作り上げたお店の名は、「Bar Travelling Man」彼のこれまでの長い道のりを旅に例えたのかなと私は解釈しました。

そして最後にオリジナルカクテルを作りました。

「ゴールデンクロニクル」という名のそのカクテルは、彼のこれまでの歩みを見事に表現したカクテルでした。

「人生はその人の歩みを止めてしまうような出来事がいっぱいある。その時に次に進んだ人というのが自分にとってすばらしい成果につながっていく。」


困難が立ちはだかった時にいつも支えてくれた、

  • 家族
  • 両親
  • スタッフ
  • 友人


その人たちに対する感謝の想いも込められています。そしてついに金子さんは、2015年世界一のバーテンダーを決める世界大会で優勝しました。

緊張で負け続けたバーテンダーが栄光を掴み取った瞬間です。本当に素晴らしい物語でした。

というわけで今回は、バーテンダーの金子道人さんを紹介してみました。
逆転人生の過去回を観るなら、NHKオンデマンドがおすすめです。

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