こんにちは、ひびのです。
先日バンタム級4団体統一を果たした井上尚弥選手ですが、2023年5月あたりにWBC・WBOスーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトンと対戦することが決まったというニュースが飛び込んできました。
もし本当に対戦が実現するとすれば、楽しみが過ぎます!詳しく見ていきましょう。
井上尚弥VSスティーブン・フルトンが決定か
こちらの記事にあるように、5月に日本でやる予定のようですね。ただ、どうやらはっきりと決まったわけではないみたいです。
細かい条件がまだまとまっていないのかもしれませんが、何とか実現してほしいものです。
色々と噂が飛び交っている
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) January 19, 2023
まじでやれるんか!?!?
やってやろうじゃねぇか!!!
このツイートを見てみると、井上選手自身も本当にやれるのかまだ分かっていないようですね。しかし、かなり興奮しいる様子がうかがえます。
バンタム級4団体統一は歴史に残る偉業であることは間違いありませんが、彼はまったく満足できていないんですよね。強すぎるが故の悩みかもしれません。
スーパーバンタム級で、しかもいきなりフルトンとのタイトルマッチとなれば、井上選手のモチベーションは最高になるでしょう。フルトンは過去最強の相手と言ってもいいですからね。
井上尚弥はスティーブン・フルトンに勝てるのか?
階級を上げていきなり戦う相手が、WBC・WBOスーパーバンタム級統一王者にしていまだ無敗のスティーブン・フルトンだとして、井上選手は果たして勝てるのか?
僕の予想は「勝てる」です。というか、絶対に負けて欲しくありません(笑)ただし、フルトンのボクシングスタイルを考えると、簡単には勝てないだろうと思います。
とりあえずフルトンのプロフィールから見てみましょう。
本名:スティーブン・フルトン
ニックネーム:クールボーイ
階級:スーパーバンタム級
身長:169cm
リーチ:179cm
国籍:アメリカ
誕生日:1994年7月17日(28歳)
出身地:ペンシルベニア州フィラデルフィア
戦績:21戦21勝(8KO)
獲得タイトル
- WBOインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座
- IBO世界スーパーバンタム級王座
- WBC世界スーパーバンタム級王座(防衛1)
- WBO世界スーパーバンタム級王座(防衛2)
注目すべきは、身長に対してリーチが10cmも長い点です。井上選手は身長165cmリーチが171cmなので、体の大きさもリーチの長さも完全にフルトンの方が上です。
フルトンはKO率が低く、一発の強さこそないものの、長い腕を生かしてさまざまな角度からパンチを打ってきます。
手数も多いですし、離れてもくっついても戦えるボクサーで、卓越したテクニックでポイントを奪いつつ負けないボクシングをしてくるタイプです。
ですので、井上選手が勝つとしても、早いラウンドでKOすることは難しいかもしれません。(ドネア戦でもそのように言われていましたが。)
海外メディアの分析では、フルトンがアウトボクシングに徹した場合、井上選手を圧倒する可能性があるという話もあるくらいです。
僕はまったくそうは思いませんが(笑)むしろ逆にフルトンを圧倒することもあると思います。前回のドネア戦がまさにそうでしたから。
気になるとすればやはり体格差ですね。井上選手がライトフライ級からスタートしているのに対して、フルトンはスーパーバンタム級からスタートしています。
本来ならばフルトンはもっと上の階級の選手だと思うので、この体格差がどうでるのかが非常に気になるところです。
今年中にスーパーバンタム級4団体統一も
現在スーパーバンタム級は、フルトンがWBCとWBOを、アフマダリエフがWBAとIBFをそれぞれ統一しており、フルトンとアフマダリエフを倒せばスーパーバンタム級4団体統一となります。
もしそうなれば2階級4団体統一となり、前人未到の偉業達成となります。
アフマダリエフは井上選手との対戦を熱望しており、井上選手がフルトンに勝てば、今年の年末にも井上尚弥VSムロジョン・アフマダリエフという、2階級4団体統一をかけた夢のような試合が行われるかもしれません。