こんにちは、ひびのです。
先日、那須川天心選手は武尊選手との頂上決戦を制し、ボクサーに転向することを発表しました。
この話題を聞いた格闘技ファンの方は、「もしかして、井上尚弥と戦うんじゃね?」と思ったのではないでしょうか。
井上尚弥選手は、今やバンタム級3団体を統一し、パウンド・フォー・パウンド1位を獲得するなど、世界のトップオブトップのボクサーです。
類まれなる才能を持った2人の天才が対決する日はくるのでしょうか?
井上尚弥と那須川天心の階級は?
井上尚弥選手は現在バンタム級を主戦場としており、現WBA・WBC・IBF世界バンタム級王者です。
2022年6月には、因縁の相手だったノニト・ドネア(当時のWBC世界バンタム級王者)を破り、バンタム級3団体統一を果たしました。
2022年12月13日に、バンタム級4団体統一を賭けて、WBOバンタム級王者ポール・バトラーと対戦します。

次に、那須川天心選手の階級についてですが、こちらの動画で本人がボクシング転向後の階級について語っています。
この動画の中で那須川天心選手は、バンタム級かスーパーバンタム級だと言っていますね。そうです、井上尚弥選手がいる階級です。
- バンタム級:53.52キロ
- スーパーバンタム級:55.34キロ
実はこの2人、身長がどちらも165cmなんですよね。ですので、階級が同じぐらいになるのは当たり前と言えば当たり前です。
こうなると、日本ボクシング史上最高傑作と呼ばれる井上尚弥選手と、キックボクシング史上最高の天才那須川天心選手の対戦を、期待せずにはいられませんよね。
期待するなと言う方が無理です。(笑)
井上尚弥と那須川天心の対戦はあるのか?どっちが勝つ?
この章では2人が対戦する可能性と、だいぶ気が早いですがその勝敗の行方を占ってみたいと思います。
3年後には2人が対戦する可能性がある
井上尚弥選手は2023年にスーパーバンタム級に転向する予定なので、2人が対戦するためには、少なくとも那須川天心選手がスーパーバンタム級の世界ランカーになっている必要があるでしょう。

こちらの記事で、協栄ジムの金平会長が2人の対戦についてこのように述べています。
順調に行けば、もしかしたら2年から3年後にはドリームマッチが観られるかもしれませんね。
この時には恐らく、井上尚弥選手がスーパーバンタム級の絶対王者として君臨しているはずです。
そこに那須川天心選手が挑戦すれば、日本ボクシング史上最高の試合になることは間違いないでしょう。
もちろんそうなるためには、強豪ひしめくスーパーバンタム級で、那須川天心選手が圧倒的な結果を残す必要がありますが。
それでも想像するだけでワクワクしますね。
那須川天心に対するボクシング界の評価
続いて那須川天心選手に対する、ボクシング界の評価・反応を見てみましょう。
元帝拳ジムのトレーナー葛西裕一さんの話
元WBC世界バンタム級王者山中慎介さんの話
大橋ジム大橋会長の話
たくさんのボクサーを見てきた人たちがこのように言うのですから、那須川天心選手のボクサーとしての素質は間違いないでしょう。
ただし、一方でこのような話もあります。
元世界3階級王者八重樫東さんの話
やはり同じ格闘技とは言え、一筋縄ではいかなそう。特に、ボクシングはキックボクシングと違って12Rの長丁場ですから、スタミナ面や集中力が課題であると言われています。
しかし、那須川天心選手はまだ23歳ですから、これからじっくりボクサーとして練習を積んでいけば、間違いなく世界のトップに立てる器であることは間違いありません。
現状ではもちろん井上尚弥の方が上だが・・・
もしこの2人の天才が対戦するとしたら、果たしてどっちが勝つのか?
もちろん現状で言えば、圧倒的に井上尚弥選手が強いと思います。日本人で初めてパウンド・フォー・パウンド1位を取るほどの怪物ですからね。
3年後井上尚弥選手は32歳になっていて、ボクサーとしてちょうど脂が乗っていて、今よりももっと完成されたボクサーになっているのではないかと予想します。
その時に2人が対戦したとすると、まだボクシング経験の浅い那須川天心選手には分が悪いのではないかと。
しかし、5年後井上尚弥選手は34歳です。本人が現役生活は35歳までと公言しているので、恐らくその頃には5階級制覇を目指してフェザー級に転向しているかもしれません。
那須川天心選手に勝機があるとしたらここではないでしょうか。
那須川選手は28歳。ボクサーとしての経験も積んで、間違いなく最高の状態に仕上がっていると予想できます。
というわけで勝敗予想は、3年後に対戦したら井上尚弥選手が勝利し、5年後に対戦したら那須川天心選手が勝利する。
いずれにせよ、今から楽しみで仕方がないですね。