こんにちは、ひびのです。
様々な理由で会社を辞めたいけど、なかなか決心がつかないという人はかなりいらっしゃると思います。
大手メーカーの子会社や下請け工場10社で働いた僕が思うことは、「当分の生活費に心配がない人はすぐに辞めるべき」ということです。
少しでも良いアドバイスになれればと思います
会社を辞めるか考えたほうが良いポイント
大抵の人が、辞めたいけどきっかけが無くてなんとなく続けていると思います。
そういう状況が続くと、うつ病など病気になるリスクが高まります。
僕の経験から、休日を楽しめなくなった時は注意が必要です。休みの日でも仕事のことを考えてしまって気分が落ち込み、なにもやる気が起きなくなります。
そうなってしまうと、疲れがとれなくなり疲れが残ったまま仕事に行くことになります。
僕もそうだったんですけど、そういう人は非常に辛い人生になります。
どういう人が会社を辞められるのか
辞めたいのは山々でも、みんなすぐ辞められるわけではないですよね。
- 貯金がある
- 実家暮らし
- 失業保険をすぐ受給できる
- バイトでも生活費を賄える
- 結婚していて奥さんが働いている
要するに当分の生活費の心配がいらない人です。
逆にそうではない人は辞めにくいのが実情です。
当分の生活費に心配がない人はすぐに辞めるべき
辞めずに続けて良かったという人もいると思います。でももう限界だという人は無理をせず、身体を壊す前に辞めてしまいましょう。
会社は変わらない
小さな会社の場合、多くは社長の考え方=会社のやり方です。極端な話、自分が社長になるしかその会社を変える方法はありません。
でも次の社長に誰がなるのかと言ったら、社長の子供です。いつ会社は変わるのでしょうか。それまで待つんですか?
自分を救えるのは自分しかいない
もし今しんどい思いをしていて、一人で悩んで絶望のどん底にいる人は自分で自分を救ってあげてください。
自分のしんどさは自分にしか分かりません。
耐える時代はもう終わりました。
自分の健康以上に大事なものは僕にはありません。
嫌な仕事、嫌な人間関係に貴重な時間を使うのはあまりにもったいないです。
上司に洗脳されるな
ひどい会社の場合、相談する上司がいません。
「体がしんどいです。」と伝えても、「みんな同じや」で終わりです。
「辞めたいです」と伝えると、「お前なんかどこいっても無理」と言われます。
人は追い込まれると、どんどん視野が狭くなっていって他の選択肢が見えなくなります。
- 周りの人は平気でやっているのになんで自分はできないんだろう
- 自分はダメな人間だ
そういう思考になってしまいます。
しかしそうではありません。
その仕事があなたにあっていないだけです。
上司に洗脳されてはいけません。
転職する際のポイント
辞める決心がついたなら、しっかり心と体をリフレッシュして次の仕事を見つけましょう。
自分に合った仕事を探す
自分に合っていない仕事を無理して続けるのはもう止めましょう。
人間関係が苦手な人がたくさんの人とコミュニケーションをとらなければいけない仕事についたらどうなるかは、想像つきますよね。
体力がないのに残業が長い仕事や休みが少ない仕事についても同じです。
みなさんが思っている以上に世の中にはたくさんの仕事がありますよ。
まずは冷静に自分を分析して、自分に合う仕事はなにか考えましょう。
自分を過小評価するな
僕は派遣社員としても働いていた期間がありました。当時の僕は自分の経歴に自信がなく、正社員で採用されるのは難しいんじゃないかと思っていました。
でも実際はそんなことないんですよ。
意外と正社員でもなんとかなるもんです。
派遣をおすすめしないのは、最初は気楽でいいんですけどモチベーションが保てなくなります。
時給で昇給もなくてボーナスもなし。でもやっていることは同じ。どうせ同じ時間働くなら正社員の方がいいです。
あと、派遣会社と派遣先と両方とやり取りしなければならないのが面倒です。
こんな会社は要注意(町工場編)
- 休みが少ない
- 残業時間が長い
- 夜勤がある
- 面接する人が社長で高圧的
- 派遣社員が多い
- 技能実習生がいる
- 不良品が出やすい業種
- 従業員がテキパキじゃなく、バタバタしている
- 冬なのに作業場が暑い
- ライン作業・くり返し作業
- 従業員の表情が暗い
ざっと書いてこんな感じです。
人によってはくり返し作業が好きな方もいますね。
入社前に確認すること
休みや残業時間、夜勤の有無というのは体力に自信がない人は要チェックですね。
給与や手当は言わずもがなだと思います。
ただし、記入されている残業時間は昨年の平均ですので、現在は状況が変わっている場合があります。
僕がやった仕事の中で、塗装や機械加工または熟練の経験が必要な仕事は不良が出やすいです。
不良が出やすい業種はイレギュラーが起きやすく、おすすめしません。
面接の時に確認すること
小さい会社だと社長のパワハラなんてよくある話です。社長が面接した場合、高圧的ではないか確認した方がいいと思います。
- 社長が高圧的で従業員とコミュケーションがとれていない会社は地獄が待っています。
- 従業員がバタバタしている会社は、日々追われて仕事をするハメになります。
- 冬なのに作業場が暑い会社は夏地獄が待っています。
- 技能実習生を雇っている会社は、どんどん人が辞めていって人手不足に陥っている可能性があるので要注意です。
入社してからしか分からないこと
一番肝心な人間関係は働いてみないと分かりません。人間関係が苦手な人は一人でできる仕事とか、従業員が少ない会社をおすすめします。
従業員が少ないなら、その分関わらなければいけない人も少ないし、変な人がいる可能性も低くなります。
派遣社員が多い会社は、人の入れ替えが激しいので非常におすすめできません。
あなたに合う仕事はきっとある

僕は35歳になってようやく続けていけるような仕事に出会い、ブログというやりがいのあることも見つけられました。
本当にようやくスタートラインに立てたような気持ちです。他の人よりもずいぶん遠回りしたなと思います。
でもだからこそ、分かったことや学んだこともたくさんあります。
過去を振り返って一番思うことは、いつでも辞められるように個人で稼ぐ術を身につけておくべきだったということですね。
そして、あなたに合う仕事はきっとある。
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