こんにちは、ひびのです。
今回は「新生活」をテーマに書いてみます。
地方から都会へ行って、1人暮らしをしてみて経験したことや、感じたことがアドバイスになればいいなと思います。
新生活への不安
あっという間に4月になり、みなさん新生活いかがお過ごしですか?
新しい仕事や新しい学校、それぞれ慣れない環境に戸惑いながらも頑張っていることでしょう。
特に地方から都会へ行くのは勇気がいりますよね。
- 都会の生活になじめるのか
- 1人暮らしは大丈夫か
- 仕事はちゃんとこなせるのか
- 学校で友達はできるのか
各々いろんな不安を抱えていると思います。

気持ちはよく分かります。
地方から出てきた人は周りに家族もいなければ友達もいません。地方から出てきて1人暮らしが大変でも、会社には関係ありません。
1人寂しい夜を過ごしたり、ホームシックになっている人もいるかもしれません。
あるいは、思っていた生活と違って後悔している人もいるかもしれません。
でもみなさんは素晴らしい選択をしたと思いますよ。そう思う理由を僕の経験をまじえて書いていきます。
とにかく田舎が嫌だった
大人になって色々な経験をすると、田舎の暮らしに興味をもったり、良いところが見えてくると思います。
でも子供の頃って自然の素晴らしさとか、人の温かさだとか興味ないじゃないですか?
今は昔ほど嫌いではないですけど、それでも田舎に住みたいとはあんまり思わないんですよね。
田舎に住みたくない理由
- ご飯を食べるお店がない
- 遊ぶところがない
- 病院が少ない
- 高速道路がない
- 学校の選択肢が少ない
- 見られるテレビ番組が少ない
- 仕事が少ない
- みんな町を出ていくので友達がバラバラになる
大体こんなところです。
とにかく刺激がなく毎日が退屈で、世間から取り残されているような感覚になりました。
子供の時から都会に憧れていた僕は、高校卒業後に東京に行くことを決心しました。
東京での生活
1人宮崎を離れた僕は、憧れの東京で新生活を送ることになります。
寮生活時代
東京でとある学校に通っていました。
そこで僕は寮生活をしていたんですけど、最初の最初から間違いを犯していました。
それは…
2人部屋だったことです。
昔から1人が好きだった僕ですが、お金のことを考えて2人部屋を選択しました。
そしたら大きなストレスを抱えてしまいました。
初めて会う人間といきなり同じ部屋で生活するなんて、今考えてみても無謀だったなと思います。
1人暮らし時代
学校を卒業した僕は、当時社会に出る勇気が全くなく、アルバイトをしながら1人暮らしを始めました。
しかしお金がなくてひどい生活をしていました。
近くの100円コンビニでカップラーメンを大量に買って、毎日食べる日々。
家に引きこもってゲームばかりしていました。
あと辛かったのは満員電車です。
東京の人の多さは尋常じゃなく、電車の中でいつも気分が悪くなりました。



東京にはあんまりいい思い出がないです。
生きていくための知識も知恵もなく、小さな自分だけの世界でなんとか生きている状態でした。
初めての1人暮らしは苦い経験でしたが、アドバイスをするとしたら、
- 炊飯器はちょっといいやつを買った方がいいです。笑
- あと田舎の人は不用心なので、ちゃんと鍵はかけましょう。
そんなこんなで意味もなく毎日過ごしていた僕は、実家の仕事を手伝うために宮崎に帰ることにしました。
大阪での生活
宮崎に帰って実家の仕事を手伝いはじめてから7年の月日が経ちました。30歳を目前にして僕は、大阪に飛び立つことを決意します。
親戚の家に転がり込んだ僕は、そこでも大きなストレスを抱えることになりました。



共同生活は向いてないみたいです。
ストレスを抱えていた僕はさっそく家を探して、1人暮らしを始めました。
2月のめちゃくちゃ寒い冬の日にカーテンも布団もなかったので、電車でニトリに行って1番安い布団を買ってそれで寝ました。
それから仕事を転々としながら、2回引っ越しをして現在に至ります。
イメージと現実は違う
田舎から都会に出てみて1番感じたことは、都会に行く前にイメージしていたことと現実は違うということでした。


この記事に書いている中で、「人が多い」というイメージはもちろんありましたが、東京の人の多さは想像以上でしたね。
行く前のイメージ
- 東京に行けば人生が変わる
- 東京の人は冷たい
- 東京は怖い所
- 東京は美男美女ばかり
- 大阪は治安が悪い
- 大阪の人は怖い
実際はどうだったか
- 東京に行っても目的がなければ人生は変わらない
- 東京の人といっても周りは地方出身者ばかり
- 東京は全然怖くない
- 東京は個性ある人で満ち溢れている
- 大阪はとても住みやすい
- 大阪の人は口は悪いが怖くない
こういう風に実際生活してみると、自分の抱いていたイメージとは異なりました。
そして意外な発見もありました。
それは、田舎の出身であることが羨ましがられることです。
田舎の生活が嫌で都会に出てきたのに、すごく不思議な感覚です。
職場で出身の話になると必ず、「なんでわざわざこんなとこに来たの?」必ずそう言われます。
大阪に来て思ったことは、地方出身者がとても少ないということです。
周りの人はみんな大阪の人なので、結構珍しがられますね。
「帰るとこがあるって良いね」
そういう風に言われたことが、田舎に対する考え方が変わったきっかけになりました。
離れてみて分かる田舎の良さ
「失ってから初めてその大切さが分かる」という風によく言いますよね。
これと同じで、離れてみて初めて田舎の良さが分かってきました。
- 空気がきれい
- 水がとてもきれいでそのまま飲める
- 人が少なくて落ち着く
- 職場や学校でネタになる
たまに帰ったりすると、やっぱりとても落ち着くんですよね。
現在は飲み水をスーパーや薬局に行って汲んでいますが、田舎だとそんなことしなくても、蛇口から美味しい水が出てきます。
高い建物が無いので空がめちゃくちゃ広くて、飛行機雲に感動します。
やっぱり僕は田舎の人間なんだなと思います。
勝手に自分で作ったイメージに惑わされるな
新しい場所での生活は期待と不安でいっぱいです。
でも、勝手に自分で作ったイメージに惑わされないでください。
そして必ず新しい発見があります。
それはきっとあなたの未来につながることでしょう。
あんなに田舎の生活が嫌だった僕も今では、「ブログで稼げるようになって、いつかは田舎に帰ろう」そう思っています。
自分の変化にとてもびっくりしていますね。
あなたの挑戦に心からエールを送ります!
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