数学教師・井本陽久さんを紹介『こんな先生に出会いたかった』

こんにちは、ひびのです。

ひびの

すごい先生見つけちゃいました。



みなさんはどんな学校生活を送りましたか?私は正直何1ついい思い出がありません。

先生との関係がすごく苦手でした。
会社で上司との関係が苦手なのと似たような感覚です。

この番組を見て、「こんな先生に出会いたかった」と心から思いました。

  • 子供との向き合い方がわからない人
  • 全国の学校の先生たち



こんな人たちにこの先生のことを知ってもらいたくて、この記事を書きました。

井本陽久さんの人生を通して、子供との向き合い方を学ぶことができますよ。

目次

数学教師・井本陽久さんの人生

井本さんは、神奈川県鎌倉にある中高一貫の超進学校で数学の教師をしています。

番組を見ていて冒頭から驚かされることがありました。

「勉強なんかできなくていい。幸せには関係ない。」と井本さんが話していたのです。


学校の先生でこういう価値観を持っている人がいるのかと驚きました。

そして井本さんは、学校に着くと職員室に向かうのではなく、生徒たちのところに行って一緒に遊ぶんです。

ひびの

こんな先生います?



びっくりしましたね。
生徒との距離感がものすごく近いです。これだけで生徒から信頼されていることが分かります。

生徒にちょっかいを出していって、ささいなことを認めていく。興味を持っていることを伝えたいのだそうです。

教科書を使わない

これまたとても驚きました。井本さんは教科書をまったく使わないんです。

この日のある授業では、黒板に円を2つと線を1本書いただけでした。生徒たちは好き勝手に席を立ち、その問題を一生懸命考えていました。

なんとそれだけで授業が終わったのです。私はその授業に衝撃を受けましたね。

その授業の後井本さんは、次のように語っていました。

「正解か不正解かで評価するのは意味がない。学校でつける評価は求めた答えを出せるかだけど、もし別の壁が立ちはだかった時に、自分でどうにかすることができない。」



自分で考える力を身に付けなければならないということなのです。

私は数学が大嫌いでした。でもこんな授業だったら楽しく勉強できたかもなぁと思います。

学校以外でも教えている

井本さんは学校の他にも月2回児童養護施設で勉強を教えています。

また、27年間勤めた学校を非常勤になり、学校とは別の場所で教室を開きました。

ひびの

どうしてなのでしょうか?



井本さんは、学校でうまくやれていない子供たちのことが常に気になっていたのだそうです。

そういう子たちには、自分から会いに行かないと出会えない。

だから学校とは別に教室を作ったのです。

そこでの授業で、井本さんは1つの問題を出します。子供たちはあの手この手で問題を解こうとしていました。

普通学校だったらダメと言われる、ずるや脱線も井本さんは喜んでいたのです。

井本さんにはある信念がありました。

”こうあるべき”と社会が決めた評価や価値観にとらわれずに、目の前の子だけを見る。


そして井本さんはこのように話していました。

「今目の前にいる子が、この子のままでダメなはずがない。”こういう力が必要だ”ということを目的に教育をしたとしたら、子供は見えなくなる。」



このことを井本さんはとても大事にしています。

社会で決められた評価や価値観に子供をあてはめるのではなく、ありのままの子供たちを認めてあげる。

ひびの

こんな先生に出会いたくなかったですか?



世の中のほとんどの先生がこういう視点は持っていないと思います。

少なくとも私が出会った先生にはいませんでしたね。

井本さんのこのような考え方の原点には、足の不自由な兄の存在がありました。

井本さんは、足の不自由な兄に対してなんとも思いませんでした。

しかし世間の人は、足の不自由なことに対して過敏に反応してしまいます。

そういう経験から、世間での評価が必ずしも正しいわけではないと考えるようになりました。

不登校になった過去


東京大学工学部を卒業後、井本さんは母校の数学教師になりました。

そしてある日生徒の保護者から連絡がきます。

「息子が自殺を考えるくらい追い詰められている」という内容でした。

その生徒は、優しい優等生という周りからの期待に応えるのに疲れ果てていたのです。

他人にばっかり気を遣って、他人からの評価に叶おうと頑張っていたのでしょう。

この気持ちすごく分かるんですよね。私もこういうタイプでした。

優しさのあまり、裏切ることができない。
小さい型の中で生きているような、そんな気分です。

とても息苦しかったです。
あの時こういう先生がいてくれたらなと思いました。

井本さんはこの出来事で、世間の評価や価値観がいかに子供たちを追い込むかということを再認識しました。


そして教師になって10年近くが経った時、痛恨の出来事が起きました。

トラブルを度々起こす生徒がいて、問題になっていたのだそうです。

そこで井本さんは自分から立候補して、その子の担任を受け持つことにしました。井本さんは元々その子のことを可愛がっていたといいます。

何とか立ち直らせて卒業させたいという気持ちでした。

しかし担任になると教師という責任感が出てしまって、今まで言わないようにしていた言葉が口をつくようになったのです。

「勉強しろ、そこを正せ」
生徒の目が冷めていくのが分かっても止められませんでした。

そして1年後、その生徒は学校を去っていきました。

あんなに子供たちを縛る評価や価値観を嫌っていたのに、それに囚われ押し付けてしまっていたのです。


この出来事がきっかけで、井本さんは学校に通えなくなってしまいました。

子供たちの姿が井本陽久さんを救った

そんな井本さんを救ったのは子供たちの姿でした。

  • 児童養護施設で今を目一杯生きている子供
  • 勉強ができなくても一生懸命考える子供


そんな彼らの姿を見て井本さんは心から、

「そのままでいい、そのままがいい、そのままでダメなはずがない」

そう思ったのでした。

井本さんはこれからも、教えるのではなく子供たちと一緒に学ぶ先生であり続けるのだと思います。

おわりに:子供の時に受けた教育が人生を左右する

本当に教育って大事だなと思います。
むしろ教育がすべてなんじゃないかと思うぐらいです。

子供の時に言われた言葉とか、経験したネガティブなことって大人になっても引きづるんですよね。

私は、今でも苦手だった担任の先生が夢に出てくることがあります。すごく怖い目つきをしていて威圧感がある先生でした。

子供たちのありのままを認めてあげられるような先生たちが、増えていけばいいなと思います。

というわけで今回は、数学教師の井本陽久さんを紹介してみました。

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